ドイツから日本への一時帰国は【出発地を変えてみる】だけでもっとお得に。ルフトハンザ航空マイル特典航空券を最大限に使う方法
ドイツから日本へ一時帰国、ルフトハンザ航空のマイル(Miles & More)を使った特典航空券を発券するならより少ないマイルでお得に発券したいですよね。今回はドイツから日本への一時帰国の際に
より少ないマイルで
ビジネスクラス、ファーストクラスに搭乗する裏技をご紹介。
スカンジナビア発にする
本記事では、最新のダイナミックプライシング導入後(2025年時点)の必要マイルと料金を比較し、最も効率的な予約方法を解説します。
2025年6月から導入されたダイナミックプライシングにより、同じ路線でも必要マイル数が変動する仕組みになりました。
その中でも「発着地を工夫する」ことで、お得度が大きく変わるのが特徴です。
ドイツから日本へのルートは出発地を変えてみる一例がこちら。
フランクフルト発とオスロ発の比較
2025年8月時点での必要マイルと諸費用は以下の通りです。
出発地 | クラス | 必要マイル | 諸費用(EUR) |
フランクフルト → 東京 | ビジネスクラス | 72,535 | 約370 |
フランクフルト → 東京 | ファーストクラス | 146,790 | 約370 |
オスロ → 東京 | ビジネスクラス | 54,183 | 約300 |
オスロ → 東京 | ファーストクラス | 79,906 | 約310 |
ポイント1:必要マイル数の差が大きい
- ビジネスクラスで比較すると、オスロ発はフランクフルト発より約18,000マイル少ない
- ファーストクラスでも、オスロ発の方が約67,000マイル少ない
ポイント2:諸費用も安い
- オスロ発は税金・手数料も約60〜67ユーロ安い
- 長距離フライトに乗る前に1区間ヨーロッパ内を移動するだけで、マイルと現金の両方を節約可能
なぜオスロ発がお得なのか?
スカンジナビア発の航空券は、長年にわたり長距離便の料金が低めに設定される傾向があります。理由は諸説ありますが、需要と供給のバランス、競合路線の多さ、そして税制の違いなどが背景にあるといわれています。
Miles & Moreの特典航空券でもこの傾向が反映されており、経由便や接続便を利用することで必要マイル数が下がるケースが多いんです。
数字の比較
フランクフルト発 → 東京
- ビジネスクラス:72,535マイル+約367€
- ファーストクラス:146,790マイル+約367€
オスロー発 → 東京
- ビジネスクラス:54,183マイル+約300€
- ファーストクラス:79,906マイル+約310€
仮に1マイル=2円で計算すると、
- ビジネスクラス差:18,352マイル ≈ 36,704円相当+67€(約1万円)安い
- ファーストクラス差:66,884マイル ≈ 133,768円相当+57€(約9,500円)安い
つまりオスローから発券するだけで、
ビジネスクラスは約47,000円分、
ファーストクラスは約143,000円分お得になるイメージです。
📍 同じ東京行きでも、ドイツ発よりオスロー発のほうが必要マイルが大幅に少なく、手数料も安い。
📍 マイルを現金換算すると、ビジネスで数万円、ファーストで十万円以上の差。
おすすめの予約戦略
- ドイツからオスロまでの片道航空券を別手配(LCCや鉄道で安く移動)
- オスロ発で日本行き特典航空券を発券
- 復路は片道発券で直接ドイツに帰ることで 移動負担を減らす
これにより、マイルの節約と快適な長距離移動を両立できます。お得な片道発券については
こちらの記事で詳しく説明しています。
それではお夕飯の買い物に行ってきます~